マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

【写真:Getty Images】
クーニャのスーパーゴール!
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは1日、クラブ公式サイトでウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC(ウルブス)のFWマテウス・クーニャを完全移籍で獲得すると発表した。プレミアリーグでもトップクラスのウインガーは、名門復活の救世主になるのだろうか。
今季のユナイテッドは、11勝9分18敗の勝ち点42でリーグ戦では15位という結果に終わった。これは、プレミアリーグ創設以降ではワーストとなる順位だ。また、UEFAヨーロッパリーグでは決勝に進出したものの、トッテナムに敗れて無冠に終わっている。
来季は名門クラブとして絶対にリーグ戦で結果を残したいシーズンだが、移籍市場がオープンした1日にクーニャの獲得を発表。今季のクーニャは、リーグ戦で16位に終わったウルブスで33試合に出場し、15ゴール6アシストを記録と奮闘した。
そんなクーニャの決定力と技術力の高さが光る象徴的なゴールが、昨年の11月に行われたプレミアリーグ第12節フラム対ウルブスの試合で生まれている。31分、最終ラインからのロングボールに対して、クーニャはタイミングを合わせてスプリントを開始し、抜け出すことに成功した。
背後からのロングパスであり収めるのは難しいボールだったが、クーニャは完璧なファーストタッチでピタリと収める。そして、寄せてきた相手GKの逆をつく浮き玉のシュートでゴールを決めた。完璧なトラップ、スピードの乗った状態であるにも関わらず、技ありの得点を決めきったクーニャのスーパーゴールと言えるだろう。
今季は15位に終わった”赤い悪魔”の救世主として、来季のクーニャがどのような活躍を見せるのか注目だ。