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U-21欧州選手権「今ラウンド最高のゴールの一つ」
スロヴァキアで開催中のU-21欧州選手権・グループA第2節が現地時間14日に行われ、U-21スペイン代表は同ルーマニア代表と対戦し、2-1で勝利を収めた。スペインは初戦のスロヴァキア戦に続き、終盤の決勝ゴールで勝ち点を6に伸ばし、決勝トーナメント進出を決めている。
スペインは立ち上がりの4分、ルイス・ムンテアヌにゴールを奪われ、先制点を許す。1点のビハインドを背負いながら、試合は終盤に突入すると、84分に試合が動いた。ルーマニアのヴラディスラフ・ブラヌツァが一発退場となり、スペインが数的優位に立つ。その直後の85分、アスレティック・ビルバオのMFミケル・ハウレギサールが美しい弾道のミドルシュートを突き刺した。『UEFA Men’s Youth』公式Xは「今ラウンド最高のゴールの一つ」と称賛している。
21歳のハウレギサールは、24/25シーズンにブレイク。UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)準決勝では、マンチェスター・ユナイテッドを相手にゴールを奪う活躍を見せ、リヴァプールからの関心も報じられている。
なお、試合は勢いに乗ったスペインが88分にもゴール。24/25シーズンはブラガからエスパニョールにレンタル移籍してプレーしたFWロベルト・フェルナンデスが、左サイドからのクロスに合わせて逆転ゴールを決めた。
初戦で開催国のスロヴァキアに3-2で勝利していたスペインはこれで2連勝。17日にグループ首位突破をかけて、同じく2連勝で、この大会でスペインと並ぶ最多5度の優勝を誇るイタリアと対戦する。