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ジネディーヌ・ジダンの現役時代のプレーに再脚光

　ラ・リーガの公式『X』は20日、「珠玉の魔法の数々。歴史に残るレジェンド」と記し、元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏が、レアル・マドリード在籍時に決めた数々のスーパーゴールの動画を投稿した。中でも、レアル・バリャドリード戦で左足で決めた得点は圧巻だった。

　2003年9月13日に行われたラ・リーガ第3節のバジャドリード戦。序盤から圧倒したマドリーが、3-0とリードして迎えた53分に背番号「5」が魅せる。

　右サイドでボールを持ったデビッド・ベッカムが前線を確認して、ロングパスを供給。左サイドでフリーになっていたジダンが、名手ならではの精度の高いパスをダイレクトで左足を振り抜く。右斜め後ろからの難しいボールだったものの、しっかりとミートされたボレーシュートはゴール右隅に吸い込まれた。豪快さと美しさを兼ね合わせたスーパーゴールだった。

　その後は撃ち合いとなった一戦は、7-2でマドリーが制した。2021年5月にマドリーの監督を退任して以降、フリーの状態が4年以上続いているジダン。今月の23日で53歳となるフランスの英雄は、今後はどんなキャリアを思い描いているのだろうか。