サッカー最新ニュース

ロナウジーニョのゴールは今見ても凄い！

　FIFAワールドカップ（W杯）の公式『X』は22日、「スコラーリのロナウジーニョのゴールへの反応」と記し、元ブラジル代表FWロナウジーニョが2002年の日韓W杯で決めたスーパーゴールの動画を投稿した。その得点は、世界中を驚かせた驚愕の一発だった。

　2002年の6月21日に静岡スタジアム（静岡県小笠山総合運動公園スタジアム）で行われたブラジルとイングランドとのベスト4を懸けた一戦。ルイス・フェリペ・スコラーリ監督率いるブラジルは、23分にマイケル・オーウェンに先制点を許し、1点を追う展開に。

　それでも前半の終了間際にロナウジーニョの見事なドリブルからのスルーパスをリバウドが流し込み、試合を振り出しに戻す。そして迎えた50分、当時は背番号「11」を背負っていた“魔術師”が魅せる。

　ゴール正面やや右よりのゴールまで35ｍ程の位置で獲得したFKのキッカーを務めたロナウジーニョは、右足を振り抜くと、美しい弧を描いたボールは、GKデビッド・シーマンの頭上を超えて、ゴール左のサイドネットに吸い込まれた。誰しもがゴール前へのクロスを予想していた中での、驚きの一発だった。

　このゴールが決勝点となり、ブラジルはイングランドを2-1で撃破。準決勝では日本を破ったトルコを退けると、ファイナルではドイツを倒したブラジルは日韓大会を制した。