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【写真:Getty Images】
リバプール移籍が決まったヴィルツ
イングランド・プレミアリーグのリバプールは20日、ドイツ・ブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンからドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツを完全移籍で獲得すると発表した。レバークーゼンは21日に、クラブの公式SNSでヴィルツがこれまでドイツで見せた「スーパープレー」をまとめた特別映像を公開している。
英メディア『BBC』は20日に、ヴィルツの移籍金はクラブ史上最高額の1億1600万ポンド(約220億円)になると伝えた。また、契約期間は30年6月30日までの5年間だという。
現在22歳のヴィルツは、20年1月にレバークーゼンの下部組織へ加入し、同年5月にトップチームでデビューした。少しずつ出場機会を増やすと、ここ数シーズンはチームの絶対的な主力として活躍している。
ブンデスリーガで無敗優勝を成し遂げた昨シーズンは、リーグ戦32試合に出場して11ゴール11アシストを記録。今季も31試合に出場して10ゴール12アシストという数字を残すなど、2年連続2桁ゴール2桁アシストを達成している。
レバークーゼンのYouTube公式チャンネルでは、「赤と黒のユニフォームで5年間プレーした後、フロリアン・ヴィルツはプレミアリーグ王者のリバプールに移籍した。彼はクラブのユニフォームを身にまとい、私たちに忘れられない素晴らしい瞬間をもたらした」と前置きし、ヴィルツのスーパーゴールや圧巻のドリブル突破、芸術的なアシストなど、ブンデスリーガで見せた数々のスーパープレーを振り返る特別映像を公開した。
「ドイツの至宝」と呼ばれている逸材が、アルネ・スロット監督率いるプレミアリーグを制覇したチームでどのような活躍を見せるか注目だ。