FIFAクラブワールドカップ2025 最新ニュース
【写真:Getty Images】
感じた世界の壁
FIFAクラブワールドカップ2025(CWC)グループF最終節、ドルトムント(ドイツ)対蔚山HD FC(韓国)の試合が現地時間25日に行われた。試合は蔚山が0-1で敗れている。韓国メディア『連合ニュース』は26日に、クラブW杯での蔚山の戦いを振り返った。
FIFAクラブワールドカップはDAZNで全試合配信!
DMM×DAZNホーダイ[PR]
DMM×DAZNホーダイ[PR]
クラブW杯の第1節、マメロディ・サンダウンズFC(南アフリカ)との試合は0-1で敗れた蔚山。第2節のフルミネンセFC(ブラジル)戦も2-4で大敗すると、最終節のドルトムント戦も0-1で敗れて、白星なしでクラブW杯を去ることが決まった。
同メディアは、「Kリーグ最高と言われた蔚山、世界と大きな格差」と前置きし、クラブW杯での蔚山について次のように述べた。
「マメロディに敗れて世界の舞台での競争が容易ではないことを感じた蔚山は、ブラジルの名門であるフルミネンセとの第2戦では極端な守備戦術を採用した。しかし、技術力のあるブラジルの選手とのデュエルに勝利できず、自陣に押し込まれたまま敗北している。ドルトムントとの試合も同様だった」
そして、「韓国の優れた才能は全て欧州に向かう流れがある中で、世界的なチームと堂々と向かい合うためには優れた選手を海外から連れてくるしかないという見方が強まっている」と述べた上で、「Kリーグでは外国人選手を6人保有でき、そのうち4人だけが出場できる。クラブW杯という巨大な大会が用意されたことで、国際的な競争力を持とうとするクラブが戦力を増強するように枠組みを整えることがリーグの課題となった」と、クラブW杯を通して見えたリーグ全体の課題を指摘している。