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FIFAクラブワールドカップ・グループステージG第3節、ユベントス対マンチェスター・シティの一戦が現地時間26日に行われ、5-2のスコアでシティが勝利した。快勝に大きく貢献した、24歳のDFラヤン・アイト=ヌーリと26歳のMFタイアニ・ラインデルスという2人の新戦力の可能性について、東京大学ア式蹴球部の現役分析官が解説する。(文:阪田天祐)
新戦力が躍動したマンチェスター・シティが大勝

【写真:Getty Images】
ここ10年の躍進の象徴であるMFケビン・デ・ブライネが去り、新たな時代が到来したマンチェスター・シティ。スカッドの刷新を図る今夏、総額1億3070万ユーロ(約209億円)近くを投じて、すでに4人の新戦力を迎え入れている。
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この日も、24/25シーズンには居なかった、2人の新戦力が先発メンバーに名を連ねた。1人目は、ウォルバーハンプトンから3680万ユーロ(約59億円)の移籍金で加入した左サイドバックのライアン・アイト=ヌーリ。2人目は、ミランから5500万ユーロ(約88億円)の移籍金で加入した、左インサイドハーフのタイアニ・ラインデルスである。
試合はシティがプレス回避で一気に前進し、ユベントスの5-4ブロックを押し込み続ける展開が続く。そんな中、9分、アイト=ヌーリのアシストによりシティが先制に成功した。また、1点リードで迎えた52分には、ラインデルスの見事なお膳立てによって3点目が生まれた。
結果、スコアは5-2。加入発表から3週間も経たずして、2人の新戦力が勝利に決定的な役割を果たした。
新生シティの4-3-3システムの中で、2人はどのように輝くことができたのだろうか。まず、左サイドバックのポジションで先発したアイト=ヌーリについて見ていこう。