8位:ガラタサライ(トルコ)

【写真:Getty Images】
市場価値:2億6100万ユーロ(約417.6億円)
上昇額:7300万ユーロ(約116.8億円)
8位には、リーグ戦36試合で30勝5分1敗という圧倒的な成績でスュペル・リグを制したガラタサライがランクインした。
最終節のスタメン平均年齢は29.1歳と全体的にベテラン選手が多い中で、8位にランクインしたのは昨夏にナポリから加入したナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの存在が大きい。彼は2024年9月4日にガラタサライとの契約にサインした。
トルコの移籍市場は欧州5大リーグよりも10日ほど閉まるのが遅い。このランキングは2024年9月1日以降の変動であり、オシムヘンの加入で大幅にチームの市場価値が上昇した。6月末の時点で彼の市場価値は7000万ユーロ(約112億円)もあり、上昇額の大半をナイジェリア代表FWの加入が占めている。
またガラタサライは冬に多くの選手を入れ替えた。基本的にはミシー・バチュアイやヴィクトル・ネルソンらが抜けた穴埋めとしての補強ではあったが、アルバロ・モラタやカルロス・クエスタら実力者を的確に加えた。国内のクラブからも主力選手を引き抜いており、シーズンが経つに連れて選手層により厚みが生まれている。