7位:LOSCリ-ル(フランス)

【写真:Getty Images】
市場価値:3億2300万ユーロ(約516.8億円)
上昇額:7500万ユーロ(約120億円)
7位には、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で確かなインパクトを残したLOSCリ-ルがランクインした。
リーグフェーズでは、レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードに勝利。決勝トーナメント進出をかけたプレーオフでドルトムントに敗れたが、強豪との戦いで多くの選手が自らの価値を上げた。
その代表格が6月にブラジル代表デビューを飾ったアレクサンドロだろう。昨夏にマンチェスター・ユナイテッドへ引き抜かれたレニー・ヨロの穴を感じさせない圧倒的なパフォーマンスで一気に評価を高めた。市場価値は800万ユーロ(約12.8億円)から2000万ユーロ(約19.2億円)に上がっている。
他にも17歳ながらU-21フランス代表に招集されているアイユーブ・ブアディや、リーグベストイレブンに輝いたフランス代表GKリュカ・シュヴァリエらの台頭も目立つシーズンだった。最終的には得失点数の差で来季のCL出場権には届かなかったが、それでも充実したシーズンを過ごしたと言えるだろう。