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2014年のプスカシュ賞選出のスーパーゴール
FIFAワールドカップ(W杯)の公式『X』は29日、「ハメス・ロドリゲスは、2014年のこの日にあのゴールを決めた!」と記し、現在はメキシコのクラブ・レオンでプレーするコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスのスーパーゴール動画を投稿した。その得点は、ブラジルで開催された2014年のW杯で生まれた衝撃のゴールだった。
2014年の現地時間6月29日に“聖地”マラカナンで行われた決勝トーナメント1回戦、コロンビア代表とウルグアイ代表の一戦。サッカー日本代表も属していたグループCを無傷の3連勝で首位通過したコロンビアは、28分に当時22歳のJ・ロドリゲスがW杯の歴史に刻まれるスーパーゴールを叩き込む。
アベル・アギラールのヘディングでのパスをボックス手前で受けた背番号「10」は、胸トラップからノーバウンドで得意の左足を振り抜く。強烈なボレーシュートは、バーの下を叩き、ネットを揺らした。ゴールへのイメージに加え、高い技術が詰まった圧巻のゴールだった。
大会のベストゴールに選出されたこの先制点は、2014年の年間最優秀ゴール賞にあたる『プスカシュ賞』も受賞。まさに歴史的なゴールとなった。ウルグアイをエースの2得点で退けたコロンビアは、準々決勝では開催国のブラジルに敗れ、ベスト8で大会を後にしたものの、今大会で大きなインパクトを残した。
昨年のコパアメリカ2024では、母国をファイナルに導き、大会MVPを獲得したJ・ロドリゲス。一方で、ここ数年間はクラブでは思うように活躍ができずに苦しんでいる33歳は、残されたキャリアの中で、もう一度輝くことができるか注目だ。
