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ジョタのスパーズ戦の劇的弾
リバプールに所属していたポルトガル代表FWディオゴ・ジョタが3日、自動車事故のため、28歳という若さでこの世を去った。不慮の事故で急逝したジョタが、最もリバプールファンを熱狂させたゴールの一つでもあるトッテナム・ホットスパー戦での劇的弾を追悼の意を込めて紹介する。
リバプールファンにとってジョタの忘れられないゴールが生まれたのは、2023年4月30日に行われたプレミアリーグ第34節、本拠地「アンフィールド」にスパーズを迎えた一戦。
ホームチームは開始15分で3発を叩き込んだものの、前半に1点を返されると、77分には1点差に詰め寄られる。そして後半アディショナルタイム3分には同点弾を浴び、引き分けが濃厚に。前半の圧勝ムードから一気にトーンダウンしたスタジアムに再び歓喜をもたらしたのは、63分からピッチに立った背番号「20」だった。
同点に追いつかれた直後、ロングフィードからルーカス・モウラの中途半端なバックパスを拾ったジョタは、そのままボックス内に侵入すると、左足でゴール右隅に流し込んだ。ジョタのここぞという場面の決定力が光った見事なゴールだった。この劇的な決勝弾で、リバプールはスリリングなゲームを制した。
勝敗を左右する重要なシーンでゴールを奪い、唯一無二のチームに欠かせない存在だったジョタ。彼が残した功績は、永遠に色褪せることはないだろう。
