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ラウル・ヒメネスが自らのゴールで追悼
サッカーのメキシコ代表は現地時間6日、2025 CONCACAFゴールドカップ(北中米カリブ海選手権)決勝でアメリカ代表と対戦。2-1で勝利を飾り、大会を制した。この試合ではFWラウル・ヒメネスがストライカーらしい見事な同点弾を叩き込むと、交通事故で急逝したディオゴ・ジョタへの追悼パフォーマンスを披露した。
ハビエル・アギーレ監督率いるメキシコ代表は、開始早々4分にアメリカ代表に失点を許し、1点を追う展開に。それでも今大会ここまで2得点を挙げている背番号「9」が、27分に試合を振り出しに戻すゴールを奪う。
マルセル・ルイズのスルーパスに抜け出したヒメネスは、ボックス内から左足を鋭く振り抜く。強烈なシュートは、ゴール左上に突き刺さり、チームに同点弾をもたらした。ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ在籍時にジョタとは2シーズンプレーしたヒメネスは、チームメイトと喜びを共にした後にピッチに座り込むと、テレビゲームをするパフォーマンスを披露。ジョタが行っていたゴールパフォーマンスを自らのゴールで実施し、追悼した。
その後、一進一退の攻防が続き、1-1のままスコアは動かずに終盤を迎える。すると77分、セットプレーからキャプテンマークを巻いたエドソン・アルバレスがヘディングシュートを沈めて、勝負あり。メキシコ代表が2-1でアメリカ代表を下し、連覇を飾った。
