アーセナル　最新ニュース

ブライトン、冨安健洋に賭ける価値あり？

　アーセナルは4日、26歳の日本代表DF冨安健洋との契約を即時終了することで合意した。そのため、同選手はフリートランスファーとして移籍先を探している。日本代表MF三笘薫が在籍するブライトンも獲得に動くべきだと、英紙『ザ・アーガス』が10日に報じた。

　冨安は度重なる怪我を乗り越えつつ、2023/24シーズン終盤には主力に定着して4試合連続でフル出場を果たした。サイドバックやセンターバックのポジションでプレー可能であり、万能型DFとして重宝されていた。しかし、昨季開幕前のプレシーズン中に負傷。その後復帰し、2024年10月4日に行われたプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦で84分に途中出場を果たしたが、怪我が再発したことで再び離脱している。結局1試合のプレーにとどまり、ほとんどチームに貢献することなくシーズンを終えることになった。

　そんな中、同紙は「ファンはクラブに多額の移籍金を払って有力選手を獲得して欲しいと望むかもしれないが、過去にはフリー移籍で素晴らしい補強を成功させた例もある」と述べ、ダニー・ウェルベックやオリヴィエ・ボスカリの事例を紹介しつつ、無所属になった冨安に注目した。冨安については「彼は2021年にボローニャからアーセナルに移籍して以来、ファンの間で人気を博している。だが、この万能ディフェンダーは怪我に苦しみ、先週契約は即時解除された。負傷履歴は懸念材料だが、この26歳は優れた選手であり、賭ける価値があるかもしれない」と伝えている。

【関連記事】
無駄遣い…。アーセナル「給料が高すぎる」6人
「世界で3本の指に入る」アーセナルの“新SD“アンドレア・ベルタとは何者？ 招聘の理由と求められる役割とは【コラム】
出さなきゃよかった…。アーセナル退団で化けた元アカデミー選手6人

【了】