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【写真:Getty Images】
永久欠番を発表
イングランド・プレミアリーグのリバプールは3日に、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが交通事故で亡くなったことを発表した。28歳だった。クラブ公式サイトでは12日に、ジョッタ氏が着用した背番号「20」をクラブの全カテゴリーで永久欠番にすると発表している。
同サイトでは、「彼が誇りと輝きをもって身に着けたナンバーは、その過程で数え切れないほどの勝利をもたらした。ディオゴ・ジョッタは永遠にリバプール・フットボール・クラブのナンバー20であり続けるだろう」と述べた上で、今回の決定について次のように述べた。
「(故ジョッタ氏の)妻や家族と相談した結果、クラブはディオゴに敬意を表し、LFCウィメンやアカデミーを含むあらゆるレベルの選手において、背番号を廃止することを発表する。
この決定は、ポルトガル出身の若者が過去5年間にリバプールのピッチでの成功に計り知れない貢献をしただけでなく、彼がチームメイト、同僚、サポーターに与えた深い個人的影響と、彼らと築き上げた永遠のつながりが認められたことも示している」
また、クラブのCEOであるマイケル・エドワーズ氏は、「このような栄誉が個人に与えられたのはクラブの歴史上初めてのことだと思う。したがって、これは唯一無二の素晴らしい人物に対する唯一無二の賛辞だと言えるだろう。この背番号を廃止することで、私たちはそれを永遠のものにする。それゆえに、決して忘れられないものになるのだ」と、今回の決定についてコメントを残している。
リバプールのX公式アカウントでは、「私たちの背番号20よ、永遠に…」と前置きし、ジョッタ氏との別れを惜しんだ動画を公開している。