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アーセナル退団のDF冨安健洋、現地メディアが在籍時のベストゲームTOP3を選ぶ!値千金の同点ゴールを決めた試合も選出

text by 編集部 photo by Getty Images

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アーセナルの冨安健洋

【写真:Getty Images】

冨安のベストゲームは?

 イングランド・プレミアリーグのアーセナルは現地時間4日、サッカー日本代表DF冨安健洋と双方合意の上で契約を解除することをクラブ公式サイトで発表した。この報道を受けて、英メディア『PAIN IN THE ARSENAL』は現地時間6日に、冨安のベストゲームTOP3を振り返っている。ベストゲームの中には、値千金の同点ゴールを決めた試合などが含まれている。

 

 冨安は今季のプレシーズン中に負傷。昨年10月4日に行われたプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦で84分に途中出場を果たしたものの、怪我が再発したことで離脱している。今年2月18日には膝の再手術を受け、リハビリを続けていた。

 同メディアがまず挙げたのは、21年11月のニューカッスル・ユナイテッド戦だ。「富安は前線に出てビルドアップに積極的に参加した。ハーフタイムまでに、彼は55本のパスを試み、11回のタックル(うち9回は敵陣で)、そして3本のシュートを放った」と前置きし、「ニューカッスルのディフェンダーの背後へ美しいチップパスを出し、ガブリエウ・マルティネッリがマルティン・ドゥーブラフカの頭上を越えるボレーシュートを決めた」と、ニューカッスル戦を振り返っている。

 同メディアが、次に言及したのは24年5月のボーンマス戦だ。「アーセナルはホームでボーンマスに圧勝し、プレミアリーグ首位を4ポイント差でキープした。左SBでプレーした富安は、タックル3回、インターセプト2回、クリア4回を記録。シュートブロックも決め、守備面でも貢献した。2本の正確なロングパスと正確なクロスにより、『whoscored』では7.73の評価を獲得した」と、守備面で活躍したことを讃えた。

 そして、最後に振り返ったのが24年5月のエバートン戦だ。「シーズン最終戦で富安が同点ゴールを決めた試合で、このリストを締めくくるのがおそらくふさわしいだろう」と述べた上で、「マルティン・ウーデゴールの折り返しを受けてエリアの端から放った低い位置からの完璧なシュートは、プレミアリーグのタイトル獲得のチャンスを得るためには勝たなければならなかった試合で、アーセナルに再びチャンスをもたらした」と、惜しくもタイトル獲得はならなかったが、重要なゴールを決めたことを強調している。

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