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ミロシュ・ケルケズのプレーが凄い
サッカー日本代表MF遠藤航が所属するリバプールは現地時間13日、プレシーズンマッチでプレストン・ノースエンド(イングランド2部)と対戦し、3-1で勝利を収めた。この一戦では、今夏にボーンマスから加入したDFミロシュ・ケルケズが出場。早速ファン、サポーターの心を掴む熱いプレーを魅せた。
ポルトガル代表FWディオゴ・ジョタと弟のアンドレ・シルバが交通事故でこの世を去ってから、初めての対外試合を実施したリバプール。キックオフ前には、黙祷が捧げられた。プレシーズンマッチの初陣を迎えたリバプールは、DFコナー・ブラッドリー、FWダルウィン・ヌニェス、FWコーディ・ガクポがネットを揺らし、3-1でプレストンを下した。
そんな一戦で、新戦力のケルケズは後半からプレー。72分には気迫全開のプレーを魅せた。左サイドの高い位置でボールを持ったハンガリー代表の左SBは、相手選手2人に囲まれながらも、突破を試みるが、体勢を崩してしまう。それでも21歳は、相手選手が足を出してきたところに向かって、体を投げ出して“頭”でボールにアプローチ。突破することはできなかったものの、勇気溢れる姿勢を示した。
現地メディア『Rousing The Kop』は、「ジェレミー・フリンポンとミロシュ・ケルケズの両選手がリバプールデビューを果たした後半は、ファンのより大きな注目を集めたかもしれない」と記し、「フリンポンは並外れたスピードを披露したが、試合終了のホイッスルが鳴ったとき、サポーターが大絶賛していたのはケルケズの方だった」と伝えている。
さらに「ファンを特に熱狂させたのは、21歳のケルケズがファイナルサードでプレストンの選手に頭でタックルしようとした瞬間だった」と72分の闘志溢れるプレーが、サポーターの心を揺さぶったこと報じている。なお、遠藤は後半途中からピッチに立っている。
