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【写真:Getty Images】
疲労困憊の姿を公開
イングランド・プレミアリーグのトッテナムは現地時間8日に、川崎フロンターレからサッカー日本代表DF高井幸大を完全移籍で獲得したと発表した。地元メディア『football.london』は17日に、新指揮官が選手たちに課した恒例のトレーニングに高井も苦しんでいたと伝えている。
トッテナムは、6月6日にアンジ・ポステコグルー監督の解任を発表。12日には、24/25シーズンまでブレントフォードを率いていたトーマス・フランク氏が新監督に就任することを伝えている。
トーマス・フランク監督は、プレシーズン期間中に1kmの持久走を選手達に何度も課すことで知られている。1kmランの内容は単純で、ピッチをできるだけ速く往復するというものだ。『STATSports』のX公式アカウントでは、ブレントフォードでも導入していたこの練習をトッテナムでも実施したこと、FWドミニク・ソランケは1kmを約3分28秒で走ったと伝えている。
『football.london』は、「これまでのプレシーズンで選手たちを疲れ果てさせているあの恐ろしい1km走だ。これは選手たちの進歩を確認するために、プレシーズン中に数回繰り返されるテストである」と述べた上で、「高井は、ランニングの終わりにゴールラインを超えた瞬間、汗だくになりながらピッチに倒れこみ、両腕を広げて息を切らしていた」と、新監督による恒例の練習で疲労困憊の様子を見せていたと報じた。
クラブのX公式アカウントでも、「トレーニング中の高井」と述べた上で、初めての練習で汗を流している様子や、1km走に取り組んで疲れ果てている姿の動画を公開している。