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記憶から消したい…。アーセナル、最悪の補強ランキング1〜5位。期待を裏切ったのは?

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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 これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたアーセナルだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金や高い期待値を受けて獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照

5位:アルベール・サンビ・ロコンガ(ベルギー代表)

アルベール・サンビ・ロコンガ

【写真:Getty Images】

生年月日:1998年11月5日
移籍金:1750万ユーロ(約28億円)
在籍期間:2021年夏~
クラブ通算成績:39試合0得点0アシスト

 

 ミケル・アルテタ監督が就任してからのアーセナルは、数多くの大型補強を成功させてチームを強化してきた。

 一方で失敗に終わった補強もある。その代表格が2021年夏にアンデルレヒトから1750万ユーロ(約28億円)の移籍金で獲得したアルベール・サンビ・ロコンガだ。現在もアーセナルに所属しているが、序列としては構想外となっている。

 加入から半年は期待値の高さからレギュラーとして起用されていた。しかし、トランジションの部分での意識の低さや強度不足など、強豪でプレーする中盤の選手としてのクオリティは足りておらず、2023年1月以降はローン移籍の日々が続いている。

 直近の2024/25シーズンはセビージャへ移籍したが、ハムストリングの負傷を4度も繰り返したことで継続的な出場機会の確保に苦戦。1200万ユーロ(約19.2億円)の買い取りオプションも行使されなかった。その前シーズンもルートン・タウンで2度のハムストリングの負傷に悩まされており、怪我の多さも放出することの難易度を上げている。

 ロコンガとアーセナルの契約は2026年夏までであり、新契約にサインをしない限りは今夏が移籍金を回収できるラストチャンスとなる。ひとまずプレシーズンはアーセナルの一員としてアジアツアーにも参加するが、安価の移籍金であっても放出は必須だろう。

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