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記憶から消したい…。アーセナル、最悪の補強ランキング1〜5位。期待を裏切ったのは?

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:ウィリアン(元ブラジル代表)

元ブラジル代表FWウィリアン
【写真:Getty Images】

生年月日:1988年8月9日
在籍期間:2020年夏~2021年夏
移籍金:フリー
クラブ通算成績:37試合1得点7アシスト

 すでに在籍していたことが忘れられかけているかもしれないが、ウィリアンはアーセナルで全く活躍することができなかった。

 チェルシーでエースナンバーの背番号「10」を背負っていたブラジル代表アタッカーは、同クラブにおいて公式戦通算339試合で63ゴール57アシストと多くの得点に関与。ブルーズを象徴する選手の1人だった。

 そんな彼が同じロンドンのライバルクラブであるアーセナルに移籍することは大きな話題に。ミケル・アルテタ監督のチームは、チェルシーと契約満了を迎えていた当時32歳のウインガーに対して3年契約を提示し、給与は週給にして22万ポンド(約4180万円)と報じられた。

 しかし、移籍金こそかからなかったとはいえ、ウィリアンはこの高額な給与に見合うパフォーマンスを披露することができなかった。2アシストを記録した開幕戦が活躍のピークで、第35節でようやく移籍後初ゴールを決めた。

 得点に絡む活躍ができていなかった中でもガブリエウ・マルティネッリら若い選手を差し置いて出場機会を得ていたことがファンの反発を集め、チームが8位へと沈んだことも含めて批判の矛先となった。その結果、3年契約は1年で解除される形となり単年でアーセナルを去った。

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