フットボールチャンネル

フォーカス 5か月前

記憶から消したい…。アーセナル、最悪の補強ランキング1〜5位。期待を裏切ったのは?

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:ルーカス・ペレス(スペイン)

アーセナルFWルーカス・ペレス
【写真:Getty Images】

生年月日:1988年9月10日
移籍金:2000万ユーロ(約32億円)
在籍期間:2016年夏~2018年夏
クラブ通算成績:21試合7得点5アシスト

 アーセナルの背番号「9」は“呪いの番号”とも呼ばれる。過去には、フランシス・ジェファーズやジュリオ・バチスタ、エドゥアルド、パク・チュヨンらがこの背番号を背負い活躍することができなかった。

 2016年夏にデポルティーボ・ラ・コルーニャから2000万ユーロ(約32億円)の移籍金で獲得したルーカス・ペレスも不発に終わった選手の1人だ。2015/16シーズンのラ・リーガで17ゴールを決めた点取り屋には、新たな得点源としての活躍が期待されていた。

 ところが最前線に君臨していたオリヴィエ・ジルーの牙城を崩せず、シーズン途中からは足首やハムストリングの怪我に悩まされたことで途中出場からのチャンスも失った。カップ戦ではまずまずの活躍を披露した一方で、プレミアリーグではわずか1ゴールに終わっている。

 この期待外れの活躍を受けてクラブは翌年夏にアレクサンドル・ラカゼットを獲得すると、ルーカス・ペレスが背負っていた背番号「9」も同選手の元へ。これで構想外であることが確定し、移籍市場最終日に古巣デポルティーボ・ラ・コルーニャへの復帰が発表された。

 2018夏にアーセナルへと復帰を果たしたが、ウナイ・エメリ新監督の下でも構想を外れて、ウェストハムに加入時の約4分の1となる440万ユーロ(約7億円)の移籍金で放出となった。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!