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フッキが流石の2ゴール
アトレチコ・ミネイロは現地時間20日、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部リーグ)第15節でSEパルメイラスと対戦し、2-3で敗れた。しかし、この試合ではアトレチコ・ミネイロ所属の元ブラジル代表FWフッキが、直接FKから2ゴールを奪う大活躍。その2得点は、球種を使い分けた圧巻の2ゴールだった。
アトレチコ・ミネイロが、パルメイラスの本拠地に乗り込んだ一戦。アウェイチームは、33分に先制を許したものの、42分に38歳の左足で同点に追いつく。
ゴール正面左でFKのチャンスを得ると、フッキが得意の左足を振り抜く。力みのないインフロントキックから放たれたシュートは、壁の上を超えて、ゴール左上に吸い込まれた。スピードとコース共に完璧な鮮やかな一発だった。
ベテランのゴールで同点に追いついたアトレチコ・ミネイロだったが、51分と77分に失点し、2点ビハインドで終盤へ。そして、後半アディショナルタイム1分に再びフッキの左足から得点が生まれる。
ゴール真正面の絶好の位置でFKを獲得したアトレチコ・ミネイロ。キッカーを務めた背番号「7」は、1点目のシーンよりも長めの助走をとると、独特のステップから放たれた強烈なシュートは、相手の壁を弾いてゴール左上に突き刺さった。1点目のコントロール重視のシュートとは違い、体重の乗った弾丸シュートでゴールネットを揺らした。
フッキの2点目で1点差に詰め寄ったアウェイチームだったが、2-3のまま試合は終了。今季4敗目を喫し、9位に位置している。
