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去就はどうなるの? 現在フリーの日本人選手5人。夏の移籍市場において注目を集める男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:冨安健洋(とみやす・たけひろ)

冨安健洋
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年11月5日
前所属クラブ:アーセナルFC(イングランド)
24/25リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト

 確かな実力がありながらも、不運な怪我に泣いたのが冨安健洋だ。

 2021/22シーズン開幕前に冨安のアーセナル加入が発表された時に「ついに日本人センターバック(CB)が世界最高峰のクラブに評価される時代が来たのか」と歓喜したファンは多かっただろう。

“ガナーズ”(アーセナルの愛称)の一員となった冨安は、本職のCBではなくサイドバックとしてプレー。ミケル・アルテタ監督からの信頼を勝ち取り、プレミアリーグで堂々たるプレーを披露してきた。

 しかし、順調に思われたキャリアに影を落としたのが膝の負傷だった。『DAZN』にて配信されている『内田篤人のFOOTBALL TIME 』(7月17日配信)に出演した冨安は、2022/23シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・セカンドレグのスポルティングCP戦で負の連鎖が始まったことを告白した(開始9分で途中交代)。その後も復帰と離脱を繰り返すうちに「膝の緩みが出て、その影響で軟骨にもきたんじゃないかと言われていました」と明かした。

 2024/25シーズンのリーグ戦はわずか1試合の出場に終わってしまった冨安。今月4日には双方合意の契約解除という形でアーセナルを退団し、リハビリに専念することになった。

 復帰までの過程について「半分くらいまではきているのかな」と語った26歳の万能型ディフェンダーは、またピッチで輝く日に向けて地道に歩みを進めていく。

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