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渡辺剛の昨季のゴール

　KAAヘントに所属するサッカー日本代表DF渡辺剛が、フェイエノールトに加入することが決定的な状況のようだ。複数のオランダメディアや移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。そんな渡辺の24/25シーズンで、チェルシー相手に奪ったゴールをここで紹介する。

　現在28歳のDFが見事なゴールを叩き込んだのが、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ（ECL）のリーグフェーズ第1節のチェルシー戦。ヘントが0-2のビハインドで迎えた50分、渡辺が反撃の狼煙を上げるゴールを奪う。

　右サイドからのクロスをファーサイドで待ち受けていた日本人DFは、ゴール右隅に頭で流し込み、ゴールネットを揺らした。フリーの状況ではあったものの、確実に仕留めた見事な一発だった。しかし、その後はチェルシーに2発を叩き込まれると、後半アディショナルタイムには1点を返したヘントだったが、2-4で敗戦を喫した。

　ベルギーで着実に経験を積んできた渡辺。このまま移籍が仮に実現すれば、ロビン・ファン・ペルシ監督率いるチームでサッカー日本代表FW上田綺世と共にプレーすることになる。オランダ強豪での活躍に期待がかかる。