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記憶から消したい…。リバプール、最悪の補強ランキング1〜5位。期待を裏切ったのは?

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:アルトゥール・メロ(元ブラジル代表)

アルトゥール・メロ
【写真:Getty Images】

生年月日:1996年8月12日
移籍金:450万ユーロ(約7.2億円)※ローン移籍
在籍期間:2022年夏~2023年夏
クラブ通算成績:1試合0得点0アシスト

 かつてブラジル代表の主力だった経験があるアルトゥール・メロは、リバプールでは全く戦力になることができなかった。

 ユルゲン・クロップ政権のリバプールは補強に対してやや消極的な時期があった。2021年夏にはジョルジニオ・ワイナルドゥムがフリーで退団すると、生え抜きのカーティス・ジョーンズの成長はあったが、即戦力としては後釜を獲得せず。しかし、1年後にチアゴ・アルカンタラとナビ・ケイタの両選手が開幕直後に負傷したことで、移籍市場最終日に後手を踏む形で緊急補強を行った。

 そこでユベントスから獲得したのがアルトゥールだった。しかし、この補強は何の意味もなさなかった。450万ユーロ(約7.2億円)のローンフィーで加入したにも関わらず、コンディション不良のためにほとんどスカッド入りを果たすことができなかった。

 終わってみれば1シーズンで試合に出場できたのは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ初戦のナポリ戦の13分間のみ。プレミアリーグでは1試合に出場することないまま翌年夏に退団した。

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