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北野颯太がインパクトを残す

　北野颯太が所属するレッドブル・ザルツブルク（オーストリア1部）は現地時間24日、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）予選・2回戦の1stレグでSKブラン（ノルウェー1部）と対戦し、4-1で勝利した。この試合で、途中出場した北野は2得点に関与し、大勝に貢献している。

　FIFAクラブワールドカップ2025（CWC）ではグループリーグ敗退に終わったザルツブルクが、新シーズンの公式戦初陣を迎えた。6月初旬にチームに加わった北野は、ベンチスタートとなった。

　アウェイのザルツブルクは、20分に先制を許したものの、58分と61分に立て続けに得点を奪い、逆転に成功。そして1点リードで迎えた80分には、北野がピッチに入る。投入から7分後、20歳の日本人アタッカーの積極的なプレーから追加点が生まれる。

　カウンターの流れからボックス内右でパスを受けた北野は、迷いなく左足を振り抜く。逆サイドへのグラウンダーのシュートは相手GKに阻まれたものの、これを味方選手が押し込み、アウェイチームは貴重な追加点を奪った。

　さらに、後半アディショナルタイムには味方選手の落としから、北野がボックス内からダイレクトで右足を振り抜くと、相手選手のハンドを誘発し、PKを獲得。これを味方選手が確実に仕留めて、4-1に。アディショナルタイムを含めて約15分間のプレータイムで2点に関与した北野の活躍もあり、ザルツブルクは敵地で大勝を収めた。