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ミケル・メリーノが同点弾

　アーセナルは27日、シンガポールでニューカッスル・ユナイテッドと対戦し、プレミアリーグ同士の撃ち合いを3-2で制した。この試合では、スペイン代表MFミケル・メリーノがチームの2点目をマーク。その得点は、自らのボール奪取からゴールに繋げた見事なプレーだった。

　23日に行われたACミランとの一戦を1-0で制したアーセナル。プレシーズン2戦目は、同じプレミアリーグで戦うニューカッスルと対戦した。6分に先制を許したミケル・アルテタ監督率いるチームだったが、昨シーズンは“偽9番”として存在感を放った29歳が魅せる。

　33分、メリーノが高い位置でボールを奪取し、レアンドロ・トロサールがボールを持つと、カイ・ハヴァーツに鋭い縦パスを突き刺す。これに3人目の動きで、ボックス内に侵入していたメリーノが、ハヴァーツの落としを受けると、ダイレクトで左足を振り抜く。まるで“ゴールにパス”をしたかのような丁寧なシュートは、ゴール左隅下に吸い込まれた。メリーノのボール奪取からの一連の流れが美しいゴールだった。

　その後、2分後にオウンゴールで逆転したアーセナルは、58分に同点に追いつかれたものの、15歳MFマックス・ダウマンが82分にPKを誘発。これをマルティン・ウーデゴールが仕留めて、勝ち越しに成功。このまま逃げ切ったアーセナルが、3-2で勝利を収めた。