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ペドロが38歳に

　ラ・リーガ公式Xは28日、「ピッチの内外で、まさに本物。ペドロ、誕生日おめでとう」と綴り、現在はSSラツィオでプレーする元スペイン代表FWペドロのスーパーゴール動画を投稿した。その得点は、バルセロナ在籍時に挙げた圧巻のオーバーヘッドキックで奪ったゴールだった。

　その得点が生まれたのは、14/15シーズンのラ・リーガ第36節のホームでのレアル・ソシエダ戦。バルセロナが1点リードで迎えた85分、背番号「7」が衝撃のゴールを叩き込む。

　リオネル・メッシがボックス内右から折り返したグラウンダーのボールは、相手DFにクリアされたものの、ルイス・スアレスに当たり、ボールがゴール前で高く浮き上がる。このルーズボールに反応したペドロが、オーバーヘッドキックを試みると、アクロバティックな華麗なシュートは、ゴール天井に突き刺さった。このゴールで追加点を奪ったバルセロナは2-0で勝利を収めた。

　2015年夏に下部組織時代から過ごした愛着深いクラブを離れることを決断したペドロにとって、この“ゴラッソ”がラ・リーガで決めた最後の得点となった。ペドロはその後、チェルシーやASローマで活躍し、2021年8月にラツィオへ加入。昨シーズンは、公式戦44試合14ゴールをマークし、1年間の契約延長を結んだ。38歳で迎える新シーズンは、どんなプレーを見せてくれるのだろうか。