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アンソニー・エランガの移籍後初ゴール

　イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドは、7月27日にシンガポール・ナショナル・スタジアムで行われたプレシーズンマッチでアーセナルと対戦。ノッティンガム・フォレストから新加入したスウェーデン代表FWアンソニー・エランガの移籍後初ゴールで先制したものの、2-3で逆転負けを喫した。

　試合は立ち上がりから激しく動き、開始6分に先制点が生まれた。エランガが移籍後初先発で結果を残す。中盤でボールを受けたサンドロ・トナーリが右サイドへ展開し、キーラン・トリッピアーが再びトナーリにリターン。イタリア代表MFが中央へ折り返すと、最後はエランガが右足で押し込み、ニューカッスルが幸先よくリードを奪った。

　左サイドから右サイドまでピッチ全体を活用したパスワークから生まれた得点は、アーセナル守備陣を翻弄。特に、連続したスプリントでゴールをアシストしたトナーリの驚異的な運動量が光った。カメラが追いつかないほどの展開を、ニューカッスルはゴール裏から撮影した映像として公式Xで公開している。

　しかし、ニューカッスルは33分にミケル・メリーノのゴールで追いつかれると、その2分後にはアレックス・マーフィーのオウンゴールで逆転を許す。58分にはジェイコブ・マーフィーが同点弾を決めるものの、84分にマルティン・ウーデゴールにPKを決められ、2-3と敗れた。

　ニューカッスルは30日に韓国でKリーグ選抜との試合を予定している。