リバプールのビッグサマーはまだ終わらない
本稿執筆時点では移籍市場が残り1ヶ月弱も開いており、リバプールのビッグサマーはまだ終わらないだろう。
獲得面ではニューカッスル・ユナイテッドにトランスファーリクエストを出したとされるスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの噂が熱心だ。またクリスタル・パレスとの契約が残り1年に迫るマルク・グエイを筆頭に、先述した通りCBの補強は急務だ。
退団の噂では、昨シーズンに出場機会を大幅に減らしたハーヴェイ・エリオットや序列が下がったヌニェスにもチームを離れる可能性がある。即戦力のケルケズが加わったことで、アンドリュ・ロバートソンとコスタス・ツィミカスのどちらかがチームを離れる可能性も高い。
こういった主力クラスの選手の獲得と放出が激しい中で、スロット監督はどのようにチームを作り上げるのだろうか。そのキーポイントとなると予想するのが、右SBの選手に与えるタスクの変化だ。