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【写真：Getty Images】

ロメロのプレーが話題に

　トッテナム・ホットスパーズは31日、香港フットボールフェスティバル2025でアーセナルと対戦し、1-0で勝利を収めた。イギリス以外で初めて行われた“ノースロンドン・ダービー”では、アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが自陣深い位置で圧巻のテクニックを披露。そのシーンをスパーズのポルトガル語版の公式Xが投稿し、話題になっている。

　今夏にはアンジェ・ポステコグルー前監督に別れを告げ、ブレントフォードからトーマス・フランク監督を招へいしたスパーズ。香港の地で、アーセナルとのダービーマッチに臨んだ。序盤から多くのチャンスを作っていたスパーズは、45分にハーフライン付近でボールを奪ったMFパペ・マタル・サールが圧巻のロングシュートを沈め、均衡を破る。このスーパーゴールが決勝点となり、トーマス・フランク監督率いるチームは、1-0で勝利を収めた。

　　この一戦で、ロメロが見事な技術を見せたのは42分のプレー。27歳のアルゼンチンDFは、カイ・ハヴァーツから右ポケットに走り込んだブカヨ・サカへのパスをカット。すると、ロメロはボールを取り返そうと深いスライディングをしてきたハヴァーツをあざ笑うかのように、華麗に股を抜いて、局面を打開した。まさにDFとは思えない鮮やかなプレーだった。