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AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)やFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)でサウジアラビアのクラブが存在感をみせている。彼らには欧州の強豪クラブからも主力クラスを引き抜ける圧倒的な資金力があり、世界的な知名度がある選手も続々と移籍をしている。逆にこの流れを有効活用することができているクラブはどこなのか。今回は、サウジアラビアのクラブへの放出で最も多くの移籍金を稼いだクラブをランキング形式で紹介する。
4位:マンチェスター・シティ(イングランド)

【写真:Getty Images】
総売却額:8750万ユーロ(約140億円)
4位には、8750万ユーロ(約140億円)の売却益を記録したマンチェスター・シティがランクインした。近年、欧州で最も結果を残しているクラブである彼らは、3選手をサウジアラビアのクラブに売却している。
マンチェスター・シティは2022/23シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初優勝を果たす。そのシーズンオフに1つのサイクルが終わりを告げたことを象徴するように、数多くの主力を放出。20代後半から30代前半にかけてのタレントの人員整理を行った。
その中でサウジアラビアのクラブへと移籍したのが、アルジェリア代表FWリヤド・マフレズとスペイン代表DFアイメリク・ラポルテの両名だ。
両選手に共通していたのが、2022/23シーズンに出場機会を減らしていたこと。替えが効く選手となったこともあり、前者が3500万ユーロ(約56億円)でアル・アハリ、後者が2700万ユーロ(約43.2億円)でチームを去った。
また、2023年冬の移籍市場で余剰整理と判断されてバイエルン・ミュンヘンへとローン移籍していたポルトガル代表DFジョアン・カンセロは、翌シーズンのバルセロナへのローン移籍を経て、2024年夏にアル・ヒラルへと完全移籍。
当時の市場価値と同額の2500万ユーロ(約40億円)の移籍金をチームに残している。
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