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記憶から消したい…。リバプール、最悪の補強ランキング4位。ガラスの天才…。シャビ・アロンソの後継者は大失敗に

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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 これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたリバプールだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金や高い期待値を受けて獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照

4位:アルベルト・アクイラーニ(元イタリア代表)

アルベルト・アクイラーニ
【写真:Getty Images】

生年月日:1984年7月7日
在籍期間:2009年夏~2012年夏
移籍金:2000万ユーロ(約32億円)
クラブ通算成績:28試合2得点6アシスト

 実力がありながらもプレミアリーグの水に合わなかった代表例が、2009年夏にリバプールの選手となったアルベルト・アクイラーニだ。

 リバプールは、2009年夏にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)をはじめ数々のタイトルを獲得したシャビ・アロンソがレアル・マドリードに引き抜かれた。その後任として獲得したのがアクイラーニだった。

 シャビ・アロンソの後釜として期待されていたことからもわかるように才能は素晴らしかった。

 しかし、下部組織時代から過ごしたローマでも怪我の多さから、皮肉を込めて「スワロフスキー(ガラス細工)」というあだ名がつけられていた“ガラスの天才“はフィジカルコンタクトが求められるプレミアリーグで大苦戦。足首の負傷の影響でリバプールデビューは11月まで先延ばしとなった。

 復帰後も主力に定着することなくシーズンが終了すると、ラファ・ベニテスからロイ・ホジソンへの監督交代をキッカケに1年で構想外に。2012年夏に獲得時の10分の1である200万ユーロ(約3.2億円)の移籍金でフィオレンティーナに放出された。

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【了】

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