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アブドゥル・ファタウ・イサハクの衝撃の一発
レスター・シティは現地時間3日、本拠地「キング・パワー・スタジアム」で、ACFフィオレンティーナとのプレシーズンマッチに臨み、2-0で勝利を収めた。この一戦では、ガーナ代表FWアブドゥル・ファタウ・イサハクが、衝撃の独走ゴールを決めた。その得点は、完全に一人だけで奪い切ったスーパーゴールだった。
昨季はプレミアリーグで18位に終わり、1年でチャンピオンシップ降格となってしまったレスター。再び世界最高峰のリーグへの復帰を目指す新シーズンに向けて、24/25シーズンはセリエAを6位で終えたフィオレンティーナと対戦した。
試合は29分にホームのレスターが先に試合を動かす。29分、ファタウが右サイドでボールを奪ったカウンターの流れから、ガーナ代表FWジョルダン・アイェウがゴールネットを揺らし、先制に成功する。
そして36分、レスターの背番号「7」が圧巻の個人技からゴールを奪う。ハーフライン手前でボールを受けたファタウが、“シャペウ”で相手選手を交わすと、ドリブルを開始。一気にスピードに乗り、瞬く間にボックス内に侵入すると、左足を一振り。強烈なシュートは、ゴール左隅に吸い込まれた。24/25シーズンは、代表戦で前十字じん帯を負傷した影響で、プレミアリーグ第12節以降を欠場した21歳が、見事なゴールを叩き込んでみせた。
ファタウの活躍で前半だけで2点のリードを手にしたレスターは、最後までフィオレンティーナの反撃を許さず、2-0で快勝した。
