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坂本一彩の今季初ゴール

　KVCウェステルローはベルギー・プロ・リーグ第2節でSVズルテ・ワレヘムと対戦し、3-1の勝利を収めた。ウェステルローに所属する21歳のFW坂本一彩が相手DFに囲まれながらも、狭い隙間を通すシュートでゴールを決め、チームの今季リーグ戦初勝利に貢献している。

　55秒にグリフィン・ヨウのゴールで先制し、11分にジョシマール・アルコセルが追加点を奪う。2点を先行するが、30分に1点を失い、2-1で前半を折り返す。後半に入り、一進一退の展開が続いたが、82分、スタメン出場の坂本がゴールを奪う。

　ナチョ・フェリからの落としをペナルティエリア内で受けた坂本は細かいタッチのドリブルで運び、相手DF3人に囲まれるも、右足を振り抜く。グラウンダーのボールはゴール左へ吸い込まれた。DFの僅かなスペースを通す圧巻の一撃は、相手GKも反応することができなかった。

　坂本にとってこれが今季初得点。チームも2025/26シーズン初の白星だ。昨季19試合で6ゴールと活躍した坂本は、ゴールを量産できるのだろうか。