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ファルカオが古巣に凱旋
FCポルトとアトレティコ・マドリードのプレシーズンマッチが、「エスタディオ・ド・ドラゴン」で現地時間3日に行われた。この一戦では、両クラブで得点を量産し、現在は無所属の元コロンビア代表FWラダメル・ファルカオが登場。両チームの選手とファン・サポーターからは、惜しみない拍手が送られた。
現在39歳のファルカオは、2009年夏にアルゼンチンの名門・リーベル・プレートからポルトに完全移籍。公式戦87試合の出場で72ゴールと驚異的な数字を残した。また、10/11シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)では、17得点で大会得点王に輝き、ポルトのEL制覇に貢献した。
一気にワールドクラスのスコアラーへと駆け上がったファルカオは、翌シーズンにはアトレティコに活躍の場を移す。スペインのクラブでも、91試合で70ゴールと異次元の得点力を発揮。11/12シーズンのEL制覇、12/13シーズンのコパ・デル・レイ優勝に大きく貢献し、在籍した2シーズンで大きなインパクトを残した。
そんなポルトとアトレティコの両チームにタイトルをもたらした“エル・ティグレ”は、ポルトの本拠地「エスタディオ・ド・ドラゴン」に凱旋。ファルカオに加え、横浜フリューゲルスでもプレーしたパウロ・フットレ氏が、ピッチに姿を現すと、スタジアムに足を運んだファン・サポーターは万雷の拍手でレジェンドを迎えた。また、両チームの選手は花道を作って、偉大な2人にリスペクトを示した。
なお、ファルカオとフットレ氏のキックオフセレモニーで始まった一戦は、ポルトが1-0で勝利を収めている。
