7位:ルベン・ネヴェス(ポルトガル代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1997年3月13日(28歳)
移籍先:ウルヴァーハンプトン→アル・ヒラル
移籍金:5500万ユーロ(約88億円)
2024/25リーグ成績:26試合1得点8アシスト
7位には、豊富な経験を持つポルトガル代表MFルベン・ネヴェスがランクインした。
ポルトのアカデミー出身で17歳でトップデビューを果たし、18歳でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)最年少キャプテンにも選ばれるなど、若くして頭角を現した。
そのポルトガルの若き才能は、2017年7月にイングランドのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCへ移籍する。同クラブには6シーズン在籍し、253試合に出場。チームの中心選手として、他クラブからも一目置かれる存在となった。
プレミアリーグで活躍したMFは、2023年7月にアル・ヒラルへ移籍。当時26歳で、バルセロナなどからも興味を示されていた中でのサウジ行きは、あまりに予想外だった。移籍金は5500万ユーロ(約88億円)とされている。
試合展開を読みながら攻撃のテンポを作り出すことに長けているネヴェスは、サウジリーグでもその冷静なプレースタイルを発揮。特に守備から攻撃へのスムーズな切り替えや、流れを変えるロングレンジのパスでチームを支えている。
さらにネヴェスはリーダーシップにも定評があり、ピッチ内外で若手選手の模範となる姿勢を見せている。また、これまでの経験を活かした声かけや的確な指示はチーム全体の結束力を高めている。
先日行われたFIFAクラブワールドカップでは、その結束力でアジア勢として奮闘した。また、ネヴェスは全試合フル出場。グループリーグ初戦では、レアル・マドリード相手に同点ゴールを決め、格上相手に貴重な勝ち点「1」をもたらした。