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高校生年代最強は!? 高円宮杯U-18サッカープレミアリーグ、通算勝ち点ランキング1~5位。トップに立ったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位:熊本県立大津高等学校

大津高等学校
【写真:Getty Images】

2021~通算成績:90試合48勝15分27敗(159pt)
2025シーズン暫定順位:5勝1分5敗(7位)

 2025年のインターハイ男子サッカー決勝で、神村学園高等部とPK戦にまでもつれ込む接戦を演じた末、惜しくも準優勝に終わった熊本県立大津高等学校。

 インハイに限らず、同校は近年の高校世代サッカー界において際立った存在感を放っている。

 2021年度の全国高校サッカー選手権では準優勝、翌2022年度は3位。そして2024年はプレミアリーグWESTで悲願の優勝、横浜FCとのファイナル(チャンピオンシップ)も3-0で快勝した。

 2021年の選手権でピッチに立ったDF日髙華杜とGK佐藤瑠星は、大学サッカーを経由して来季からプロサッカー選手としてのキャリアを歩み始める。日髙は清水エスパルス、佐藤は浦和レッズに加入が決まっており、これまで研鑽してきたものを国内最高峰の舞台で発揮するときだ。

 2024年にプレミアリーグ総合優勝のメンバーであり10番を背負っていた嶋本悠大は、今季から清水でプレーしている。わずかな時間ではあるものの、高卒1年目でJ1の舞台で出番を得ており、ポテンシャルの高さを感じさせる。

 J1第5節・ガンバ大阪戦では先発起用もされており、39分あたりではドリブル突破を試みるシーンも見られ、積極性も見て取れた。

 そして今年6月、大津高校の卒業生にして水戸ホーリーホック所属MF碇明日麻が、クラブの公式サイトを通じてハノーファー96 II(U-23チーム)へ1年間の期限付き移籍で加入すると発表された。

 ほとんど毎年のように、同校の関係者がサッカー界において去就の話題を呼んでいる。それはすなわち多くのクラブが声をかけたい人材が多く集まっている証左であり、まさに名門である所以だろう。

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