3位:サンフレッチェ広島F.C.ユース
2021~通算成績:92試合50勝21分21敗(171pt)
2025シーズン暫定順位:6勝3分2敗(3WEST位)
サンフレッチェ広島F.C.ユースはU-18 プレミアリーグ発足以来最上位カテゴリーから落ちたことがなく、WEST優勝回数は単独トップの「6」を誇る。
ファイナル(チャンピオンシップ)を制し、リーグの総合優勝に輝いた回数も青森山田高等学校と並ぶ「3」でトップタイだ。
西の超名門は2020年代に入ってからも凄まじい実績を叩き出している。
新型コロナウイルスの影響により地域別に代替大会が開催された2020年を除き、2021シーズンからの4年間のうち2回でプレミアリーグWEST優勝を成し遂げている。
2021年度はウイルスの影響によりファイナルが中止になったが、2023年度はEASTチャンピオンの青森山田に逆転負けを喫し、総合優勝を逃している。
広島ユースが輩出した人材も豊富で、2021年度はチームの9番を背負っていた棚田遼がプロ入りを果たし、このとき2年生の越道草太ものちにトップチーム昇格を決めている。
越道は今季も広島で活躍しており、途中出場が基本ではあるものの、これまでリーグ戦16試合で出番を得ている。棚田はガイナーレ鳥取に期限付き移籍中で、レンタルの身ながら9番を付けている。
今季はプレミアリーグWESTの半分が終わったところで、広島ユースは勝ち点「21」で暫定3位。首位のヴィッセル神戸U-18を6ポイント差で追いかけているが、残りはあと11試合。十分に挽回できるはずだ。
得点ランキングでは同チームから現状2人が入っており、2位の宗田椛生と5位の小林志紋は共に広島の2種登録選手だ。
その意味では実力者が持てる力を発揮できているということであり、これからの追い上げを考える上でもポジティブな要素だろう。
