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高校生年代最強は!? 高円宮杯U-18サッカープレミアリーグ、通算勝ち点ランキング6~10位。トップ10入りの強豪は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7位:川崎フロンターレU-18

川崎フロンターレU-18 高井幸大
【写真:Getty Images】

2021~通算成績:77試合42勝14分21敗(140pt)
2025シーズン暫定順位:3勝3分5敗(EAST9位)

 今回のランキングにおいて、川崎フロンターレU-18は試合数が圧倒的に少ない。それにも関わらず、同チームは7位に入った。

 2021年のプリンスリーグ関東を制したことにより、川崎U-18は翌2022シーズンから今日に至るまでプレミアリーグEASTで戦っている。

 同年は即座にリーグ優勝を果たし、2023シーズンは3位、翌年は5位でフィニッシュした。これまでのところ同チームは3年間しかトップカテゴリーに在籍していないのだが、いずれの年も上位で終えている。

 リーグ制覇に至った2022年のチームでは、今夏トッテナムに移籍した高井幸大をはじめ、現在福島ユナイテッドFCにレンタル移籍中の松長根悠仁、今年7月の東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国で日本代表に初招集された大関友翔らが主力として活躍していた。

 また、2024シーズンには2022年のときに1年生だった土屋櫂大が当代屈指のCBとして名をはせており、トップチームに正式加入を果たした今季はわずかな時間ながらJ1リーグや天皇杯で出番を得ている。

 2025年の川崎U-18は11試合を終えた段階で勝ち点「12」で暫定9位に付けている。首位の鹿島アントラーズユースとは12ポイント離れており、難しい状況にあるが、スカッドには将来性のあるメンバーが名を連ねる。

 今年6月にスペイン遠征へ出向いたU-17日本代表に選出された藤田明日翔、第52回モンテギュー国際大会に出場したU-16日本代表の小田脩人がプレミアリーグEASTのピッチに立っている。

 昇格後、一度もカテゴリーを落としたことがない名門がどう挽回してゆくか。シーズン後半戦の戦いに注目が集まる。

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