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高校生年代最強は!? 高円宮杯U-18サッカープレミアリーグ、通算勝ち点ランキング6~10位。トップ10入りの強豪は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位:名古屋グランパスU-18

名古屋グランパスU-18 田邉光平
【写真:Getty Images】

2021~通算成績:90試合43勝18分29敗(147pt)
2025シーズン暫定順位:5勝2分4敗(WEST5位)

 プレミアリーグ発足時から西の強豪たちを相手に戦う名古屋グランパスU-18。2017シーズンに初降格を経験すると、1年でトップカテゴリーに復帰した。

 2018年以降はプレミアリーグWEST制覇を含め、上位をキープし続けている。

 シーズン序盤の悪い流れを払拭してリーグ優勝まで辿り着いた2019年は特に凄まじい強さを見せ、同年行われた第27回Jリーグユース選手権大会と第43回日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会でもタイトルを獲得した。

 同年の主な所属選手として、現在ジュビロ磐田に期限移籍中の倍井謙、水戸ホーリーホックで活躍する牛澤健、中央大学進学を経てから2024年2月にレノファ山口FCへ加入した田邉光平らがいる。

 リーグ優勝こそないものの、2020年代の名古屋U-18も出色の成績を残している。2021年にもクラブユースサッカー選手権を制しており、同年はリーグWESTでも2位に輝いた。

 このときに1年生ながら選手登録されていたのが、今年7月にサッカー日本代表に抜擢されたピサノ・アレックス幸冬堀尾と、現在アルゼンチン1部リーグのAAアルヘンティノス・ジュニアーズにレンタル移籍中の貴田遼河だ。貴田に至っては少なくない出番を確保し、ゴールも決めていた。

 2人はまだ19歳と20歳。ポジションはGKとFWと役割が正反対のプレーヤーだが、それぞれ日本サッカーの未来を担う可能性がある。

 今季もプレミアリーグWESTの得点ランキングを独走する大西利都が11試合16得点と大暴れしており、名古屋U-18は際立った才能を輩出し続けている。

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【了】

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