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瀬古樹が開幕戦白星に貢献

　瀬古樹が所属するストーク・シティは現地時間9日、EFLチャンピオンシップ（イングランド2部）の開幕節で、本拠地にダービー・カウンティを迎え、3-1で勝利した。この試合では、途中出場の瀬古が“高精度クロス”で逆転ゴールを演出。勝利に貢献した27歳のプレーを地元メディア『Stoke onTrent Live』も高く評価している。

　昨シーズンは18位でフィニッシュしたストークが開幕戦を迎えた。イングランドでの2シーズン目を迎える瀬古はベンチスタートとなった。ホームチームは55分に先制を許したものの、70分にルイス・ベイカーのゴールで同点に追いつく。すると84分には瀬古がピッチに入る。

　そして迎えた後半アディショナルタイム5分、背番号「12」の右足からストークが逆転に成功する。右サイドでボールを受けた瀬古は、トラップからアーリークロスを放つ。鋭く曲がる質の高いボールを、ディビン・ムバマが頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。瀬古は、出場してから約10分で大仕事をやってのけた。

　この得点で逆転に成功したホームチームは、4分後にソルバ・トーマスがダメ押し弾を決めて、勝負あり。ストークは本拠地での開幕戦を3-1で制した。

　同メディアは、逆転ゴールを演出した瀬古に「7点」をつけ、「バーンリー戦（2日に行われたトレーニングマッチ）でのパフォーマンスを受け、先発起用を求める声もあったMFは、後半アディショナルタイムに、ムバマが押し込んだ素晴らしいクロスを供給した」と高く評価している。