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記憶から消したい…。チェルシー、最悪の補強ランキング1〜5位。期待を裏切ったのは?

シリーズ:最悪の補強ランキング text by photo by Getty Images

4位:ロメル・ルカク(ベルギー代表)

チェルシーFWロメル・ルカク
【写真:Getty Images】

生年月日:1993年5月13日
移籍金:1億1300万ユーロ(約180.8億円)
在籍期間:2011年夏~2014年夏、2021年夏~2024年夏
クラブ通算成績:59試合15得点3アシスト

 ロメル・ルカクにとってチェルシーでの活躍は夢だったはずだ。

 2011年夏に18歳で幼少期からサポーターとして応援していたクラブに加入した当時は、ディディエ・ドログバやフェルナンド・トーレスら一線級のストライカーが在籍していたこともあって結果を残せず。ノーゴールのままローン移籍を経て、2014年夏にチェルシーを去っていた。

 その後、エバートンやマンチェスター・ユナイテッド、インテルを経て2021年夏にエースストライカーを求めていたチェルシーに電撃復帰。移籍金は当時のクラブ史上最高額となる1億1300万ユーロ(約180.8億円)で、トーマス・トゥヘル監督のチームで絶対的な存在になると思われていた。

 チェルシーでの再デビュー戦となったプレミアリーグ第2節アーセナル戦で念願の初ゴールを決めると、4節のアストン・ヴィラ戦では2ゴールを記録。

 しかし、その後は怪我や新型コロナウイルス感染もあってフォームを崩すと、年末には『Sky Sport Italia』のインタビューで「現状はハッピーではない」と語り、トゥヘル監督やサポーターから不信感を集めた。

 このインタビューを経てからの後半戦はよりパフォーマンスの低下が顕著に。プレミアリーグ第26節クリスタル・パレス戦ではフル出場しながらボールタッチはわずか7回と試合を通して消えていた。

 新エースとして期待されながらも、2021/22シーズンはリーグ戦で8ゴールに留まり、2度目のチェルシーでのプレーは1年間で終わりを告げる。

 その後2022年夏に古巣インテル、2023年夏にローマへローン移籍し、2024年夏に恩師アントニオ・コンテが率いるナポリへと完全移籍での放出が決定した。

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