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遠藤航がセンターバック務めても、まだ駒不足？

　リバプールに所属する32歳の日本代表MF遠藤航は今季、センターバックとして起用される可能性がある。しかし、それでも、このポジションは駒不足だ。このまま補強しないのはギャンブルであると、現役時代に同クラブで活躍したサミ・ヒーピア氏が指摘している。英メディア『ペイズリーゲイツ』が11日に報じた。

　遠藤の本職は守備的ミッドフィールダーだが、昨季はオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフが主力に定着したこともあり、ほとんどリーグ戦で出番はなかった。その一方でセンターバックを務めた試合もあり、他のポジションでもプレー可能であることを示している。そんな中、イングランド人DFジャレル・クアンサーがバイエル・レバークーゼンに移籍したため、センターバックのポジションはより手薄となった。

　それを踏まえ、ヒーピア氏は「ジャレルが（レバークーゼンで）毎週試合に出られるのは良いことだと思う。買い戻し条項があると聞いたので、彼が成長してくれれば戻せるはずだ。だが今夏の時点では、もう1人センターバックを加えるべきだと思う。補強しないのはおそらくリスクだね」との見解を示している。続けて「センターバックを獲得しなかったら、少し驚く」と述べた。なお、リバプールはコミュニティ・シールドで対戦したクリスタル・パレスのイングランド代表DFマルク・グエイを狙っていると噂されている。