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記憶から消したい…。ミラン、最悪の補強ランキング1〜5位。期待を裏切ったのは?

3位:マッティア・カルダーラ(元イタリア代表)

ミランDFマッティア・カルダーラ
【写真:Getty Images】

生年月日:1994年5月5日
移籍金:3774万ユーロ(約60.4億円)
在籍期間:2018年夏~2024年夏
クラブ通算成績:3試合0得点0アシスト

 2018年夏にユベントスから加入したマッティア・カルダーラは、契約満了を迎える2024年夏までミランに籍があった。しかし、公式戦の出場はわずか3試合と戦力にならないまま退団している。

 当時アタランタで監督を務めていたジャン・ピエロ・ガスペリーニに才能を見出されたカルダーラは、2017年冬にユベントスへ完全移籍。2017/18シーズン終了までの1年半をローン移籍という形でアタランタに残留し、2018年6月にはイタリア代表デビューを飾っていた。

 2018年夏にミランからユベントスに1年で復帰するレオナルド・ボヌッチと入れ替わる形で、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が率いるチームへ移籍。レジェンドのチアゴ・シウバが着用していた背番号33を引き継ぐなど期待値は高かった。

 しかし、結果的にはこの移籍が、彼のキャリアを大きく悪い方向へと変えるキッカケとなった。

 ミラン1年目でアキレス腱の部分損傷や左膝前十字靱帯断裂などの大怪我を立て続けに負うと、出場機会を求めてローン移籍した古巣アタランタでも負傷。トップコンディションから大きく崩れてしまった。

 ミランでの契約最終年となった2023/24シーズンも足首の負傷でシーズンの大半を欠場していたが、セリエA最終節のサレルニターナ戦で途中出場。加入から6シーズン目で初めてミランのユニフォームを着てセリエAのピッチに立った。

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