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【写真:Getty Images】
FW::モハメド・サラー(エジプト代表)
生年月日:1992年6月15日
24/25リーグ成績:38試合29得点18アシスト
FW:ウーゴ・エキティケ(フランス)
生年月日:2002年6月20日
24/25リーグ成績:33試合15得点8アシスト(フランクフルト)
FW:コーディ・ガクポ(オランダ代表)
生年月日:1999年5月7日
24/25リーグ成績:35試合10得点4アシスト
今夏のリバプールの最大の補強とも言えるのが、昨季のプレミアリーグ得点王とアシスト王の個人2冠に輝いたモハメド・サラーの残留だ。今年4月に2025年夏までだった契約を2027年夏まで延長。仮に彼が退団するとなれば、今夏はその穴埋めに奔走する可能性が高かった。
一方でキャリアハイの成績を残していたルイス・ディアスと序列を落としていたダルウィン・ヌニェスがチームを去っている。7月3日に不慮の事故で亡くなったディオゴ・ジョタの穴埋めも現実問題では行わなければいけない。
退団したディアスの代わりに左ウイングの1番手となるのがコーディ・ガクポである。昨季もコロンビア代表FWを最前線で起用した際は左のワイドでプレーしていた。ユルゲン・クロップ体制ではガクポが中央、ディアスが左サイドで起用されており、前政権からの大きな変化と言える。
フランクフルトから8000万ユーロ(約128億円)の移籍金で獲得したウーゴ・エキティケもレギュラーとしての活躍が期待されている。クリスタル・パレスとのコミュニティ・シールドでは、同じく新加入のフロリアン・ヴィルツとの連係から右足を振り抜いて先制ゴールを記録。幸先の良いデビューを飾った。
レバークーゼンから加入したジェレミー・フリンポンも右WGの1人として計算され、プレシーズンでインパクトを残した16歳のリオ・ングモハのような期待のタレントもいるが、昨季よりも選手層は薄くなっている。噂されるアレクサンダル・イサクを筆頭にマーケットが閉まる前に何人か補強する可能性が高いだろう。