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【写真:Getty Images】
華麗すぎる連携
ジョアン・ガンペール杯、バルセロナ(スペイン・ラ・リーガ)対コモ(イタリア・セリエA)の試合が現地時間10日に行われた。試合はバルセロナが5-0で勝利している。この試合では、バルセロナの完璧な連携からFWラフィーニャが追加点を決めた。
現役時代にはバルセロナでもプレーしたセスク・ファブレガス監督が率いるコモを迎えた一戦。21分、MFフェルミン・ロペスのゴールで先制したバルセロナ。35分にも追加点を決めて2-0とリードする。
迎えた37分、バルセロナが鮮やかな連携からゴールを決めた。GKジョアン・ガルシアが最前線にロングボールを送ると、これをFWマーカス・ラッシュフォードが下がりながらキープすることに成功する。ラッシュフォードは、すぐに右サイドにいたエリック・ガルシアへとパスを通した。
これにフェルミン・ロペスが反応。ラッシュフォードが下がって生まれたスペースに飛び込み、エリック・ガルシアのパスコースを作った。さらに、反転して猛スピードで前線に上がったラッシュフォードが再びパスを受けると、2人の動きによってゴール前のラフィーニャは完全にフリーとなる。
最後は、ラッシュフォードからのクロスをラフィーニャが完璧に合わせて3点目を記録した。バルセロナのX公式アカウントでは、「これがトータルフットボールの動きだ」と題して、GKからチーム全体が完璧に連動してゴールを決めたシーンを公開している。
その後、さらに2点を追加したバルセロナは5-0でコモを撃破。シーズン開幕に向けて、チーム全体が順調な仕上がりを見せている。バルセロナは、16日にRCDマジョルカとリーガ開幕戦を戦う予定だ。