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コラム 4か月前

失敗だった…? マンCはグリーリッシュの“ベスト”を引き出せていたのか。「嫌なんだ」と明かしていた左WGでの限界【コラム】

シリーズ:コラム text by 安洋一郎 photo by Getty Images

グリーリッシュのメインポジションは左WGではない

 そもそもグリーリッシュのメインポジションはどこなのか。多くの人が左WGと答えるだろう。マンチェスター・シティでは8割以上の割合で、同ポジションで起用されていた。
 

 実際に彼はユース年代からウインガーとして育った。幼少期の憧れの選手はクリスティアーノ・ロナウドであり、10代の頃にアストン・ヴィラで最初に注目を集めたのもこのポジションだった。

 しかし、彼は2019年に応じた『The Athletic』のインタビューで「一部の人は自分が左WGになるべきだと言う。いや、結構だ。そのポジションは嫌なんだ。僕は8番の選手だ」と回答。成長する過程の中でポジションを変えたのだ。

 後に彼は再び左WGにポジションを移し、左サイドでのプレー向上を求めてマンチェスター・シティへと移籍する。ただ、グリーリッシュの中で2019年当時のメインポジションは[4-3-3]のインサイドハーフだった。

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