オリヴィエ・ジルーが早速ゴール
LOSEリールは現地時間17日、リーグ・アン開幕戦でスタッド・ブレスト29とのアウェイゲームに臨み、3-3で引き分けた。この試合の先制点を奪ったのは、今夏に1年契約でロサンゼルスFC(LAFC)から加入した元フランス代表FWオリヴィエ・ジルー。その得点は、ストライカーらしい見事なフィニッシュだった。
昨季は5位で終えたリールが、敵地で開幕戦を迎えた。13年ぶりに母国に復帰したジルーは、最前線の位置で先発メンバーに名を連ねた。試合は、38歳のストライカーの左足からアウェイチームが先制点を手にする。
11分、左サイドでボールを持ったフェリックス・コレイアからのスルーパスをボックス内左で受けたジルーが、走り込みながらダイレクトで左足を振り抜く。グラウンダーの勢いのあるボールは、ゴール右隅に吸い込まれた。ボールを受けるまでの“斜めの動き出し”が見事だったことに加え、難しい角度からのパスを完璧に決め切ったストライカーらしいゴールだった。
その後、26分に追加点を奪ったリールだったが、34分と51分に失点を許し、同点に追いつかれる。それでも、66分に勝ち越しゴールを挙げたが、75分に再び試合を振り出しに戻されて、3-3で試合は終了。敵地で勝ち点「1」の獲得にとどまった。
