今季もゴール量産の予感?
アトレティコ・マドリードは現地時間17日、ラ・リーガの開幕戦でRCDエスパニョールとのアウェイゲームに臨み、1-2の逆転負けを喫した。まさかの黒星スタートとなったアトレティコだが、アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが芸術的なゴールを決めた。
2年連続で夏に大型補強を敢行し、新シーズンの開幕戦に臨んだアトレティコ。ティアゴ・アルマダやアレックス・バエナなど、5人の新加入選手が先発メンバーに名を連ねた。そんな“新生チーム”は、昨シーズンは公式戦57試合に出場し、29ゴールを挙げたアルバレスの右足から先制点を奪う。
37分、ゴール正面やや左の絶好の位置でFKを獲得したアトレティコ。キッカーを務めた背番号「19」は右足を振り抜くと、壁を超えてから、曲がりながら鋭く落ちたボールは、ゴール左上に吸い込まれた。コース、スピードともに完璧な圧巻の一撃だった。
新シーズンもエースとしての活躍が期待されるアルバレスが結果を残したアトレティコだったが、73分にミゲル・ルビオに試合を振り出しに戻されると、約10分後にはペレ・ミジャに逆転弾を浴びて、まさかの逆転負け。開幕戦から手痛い黒星を喫した。
