MF:クリスティアン・エリクセン(デンマーク代表)
生年月日:1992年2月14日
前所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
24/25リーグ戦成績:23試合1得点2アシスト
今年7月のマンチェスター・ユナイテッド退団以降、クリスティアン・エリクセンのプロフィールには新天地の名前が記されないままとなっている。
“精密機械”とも称される正確無比なプレーを武器とするデンマーク産の技巧派ミッドフィルダーは、自身の去就をどう決着させるのだろうか。
アヤックスやインテルといった名門クラブで国内リーグやカップ戦の制覇に貢献したエリクセンだが、7シーズン在籍したトッテナム時代のイメージが強く残っているファンは決して少なくないだろう。
タイトル獲得には恵まれなかったものの、エリクセンが世界的な選手として認知されたのは、世界最高峰のプレミアリーグの有力クラブであるトッテナムで活躍したことが大きい。
33歳という現年齢は、選手寿命が延びている現代フットボールにおいては決して“高齢”とは言えない。とはいえ、UEFA EURO2020(欧州選手権)・グループステージ初戦のフィンランド戦で、試合中に心停止を起こして倒れた件を踏まえると、エリクセンのキャリアがどこまで続くのか不透明な部分も多い。
所属先が決まらない状況が長引けば、エリクセンが自身のキャリアに幕を下ろすことを考えても不思議ではない。ただ、たとえ欧州5大リーグでのプレー続行が難しいと判断したとしても、エリクセンを欲しがるクラブは世界中にあるはずだ。
今後も、稀代のチャンスメイカーの去就に注目が集まり続けるのは間違いない。
